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マルヒロ『BARBAR/蕎麦猪口大事典』に加え、波佐見町の窯元さんより買い付けた蕎麦猪口や、作家木ユウコさんの一点ものなど100種類以上の蕎麦猪口があつまります。


★11/27(Sun) ★

福岡より〈蕎麦前 出谷右衛門〉出店、新蕎麦の釜揚げとおでん



ー 蕎麦猪口(そばちょこ)ー
400年前に誕生し、フリーカップとして現代でも活躍しているそばちょこ。その形をほぼ変えることなく親しまれている台形型の器の原点は、肥前国(佐賀県・長崎県)で生産され、伊万里港から全国に出荷していた伊万里焼といわれています。
そば猪口の本来の用途はそばを食べるものではなく、祝儀や会席の膳で、刺身、和え物、塩辛などを盛って出す小鉢(向付)でしたが、江戸時代に入り庶民の間ではそば屋が大流行。そば猪口は蕎麦のつゆ入れの他、蕎麦前と呼ばれる食前酒の盃としても使用され、全国津々浦々に流通し、瞬く間に広がっていきました。
そして、流行や文化を反映した膨大な数のデザインが生みだされていったのです。